何持って逃げる? 2007/10/30
2007年 10月 31日
初日の火曜日のESL、もちろん今回の山火事のことから会話は始まります。
今日来ていた人たちの家は無事だったとのことですが、友人が被害にあった、という人も何人かいました。
ほぼ全員がどこかに避難していたようです。
友人宅、ホテル、避難所となったスタジアム、などなど、珍しいところでは、ラスベガス!?って人がいました。どこまで逃げてんねん、って感じですが、20ドルぐらい勝ったそうです(笑)。
で、『何を持って避難したか?』について皆が話していったのですが、それぞれの大切な物の特徴が出ていて面白かったです。
『子供はプレステーション』、『ペット』、『チェロ』(でっかいよね?車に入れて運んだそうです)、『旦那がゴルフバック』(奥さんには不評だった模様)、とか。
着替えやパスポートなどの書類以外に、ほとんどの人がパックしたのが、『アルバム』でした。
家具や服は燃えてしまってもまた買えばいいけど、思い出の写真はもう買えませんもんね。
うちもアルバムは車に積み込んで避難しました。
でも、最近のデジカメの写真はパソコンにデータが入ってるのみだったんですよ。
ほとんどプリントしてないので、持ち出せませんでした。
CD-ROMに記録しておくとか、持ち運び可能な記録にしておく必要があるなと思いました。
今回、ニュースでも取り上げられていた大きい避難所に、アメフトのカルコムスタジアムがあるのですが、そこに避難した人いわく、『何でもあった。』とのこと。
食料も、水も、毛布も、子供のおもちゃも、全て十分な量用意されていたそうです。
ボランティアによるマッサージなんかもあったと報道されてましたね。
そしてとても組織的に運営されていて、快適だったそうです。
その人は1泊だけ避難して家にもどったそうですが、子供が「何で帰るの?おもちゃもあるし、食事もあるし、しかもみんなタダだよ!」と言ったそうです。
インターネットの情報でも、どこの避難所で何が必要で寄付を募っているかとか、どんなボランティアを必要としているか、などの情報が随時流されてました。
避難指示も、警察から自動音声も電話がかかってくるシステムなど、とても充実している印象を受けました。